
パパはDIYが趣味みたいだけど、一番使える資格ってなに?

圧倒的に第二種電気工事士の資格だね。電気設備はどの家にもあるからね。

DIYで一番多い電気工事
私の場合、一番多い電気工事は、コンセントとスイッチの交換です。古くなっているものは危険ですし、なにより見た目がよくなりますからね。
スイッチ類の工事などを業者にお願いすると非常に高くつきますし、きちんとした技術がないと電気工事は危険です。実際、電気工事をするときに感電してたくさんの方が無くなっているそうです。
いつもきちんとブレーカーを切って作業するんですが、ブレーカーの落とし忘れもあるかもしれませんからね。

パパ、うっかりさんだから気を付けないとね!
電気工事をしていて怖かった体験談
電気工事をしていて、今のところ事故は一度もないのですが、ヒヤリハットは何度か経験しています。
その一つが、古い家で、ブレーカーを落としても電気が流れている配線があったことです。基本的にブレーカーを落としても電気が通電していないかテスターを使って調べたり、コンセントを使ってみて電気が流れていないことを確認するのですが、頭の中ではいつも、ブレーカーを落としているから大丈夫だろうと思っていました。
その日もいつもと同じように、ブレーカーを落として声出し確認をした後、コンセントの移設工事を始めました。もともとある古いコンセントを取り外し、事前に別の場所に増設したコンセントから伸びた線とつなぐだけの簡単なものです。
最近のコンセントはコードのカバーを剥いて差し込むだけの簡単なものなのですが、昔のコンセントの中には、マイナスドライバーを使ってネジを回してコードを外すタイプのものがあります。ネジの部分でコードを押さえているので、もし電気が流れていればマイナスドライバーに電気が伝わって感電してしまいます。
もちろん、ドライバーは電気が流れても感電しないものを使っていたのですが、反対の手でコンセントを持つため、手袋などをしていないと危険なのです。
コンセントからコードを取り外す前に、きちんと電気が流れていない確認をしたからよかったのですが、ブレーカーを落としたから大丈夫と思って作業をしていたら完全に感電していました。

ブレーカーを切っていても、
大容量のコンデンサーなどには電気が貯まっているから
触って感電することもあるよ!気を付けよう!

おっ、詳しいね!

前、パパに教えてもらったからね。
テレビを分解するときに気を付けてってね。
電気を流したまま作業する危険な電気工事

基本的に電気は切った状態で作業しないといけないのですが、どうしても都合上電気を流したまま作業しなければいけないことがありました。しかも200Vの配線です。通常のコンセントは100Vですから2倍ですね。よくエアコンのコンセントなどが200Vになっています。コンセントの穴の片方がL字になっています。
ある物件の退去修繕で部屋を見た時に、部屋の中のブレーカーがとても古く、ネジが錆びたり本体に日々が入っているような状況でした。火災の危険もあることからすぐに新品の分電盤を手に入れ交換することにしました。本来は電力会社に連絡して電気を一時的に切ってもらえばいいんですが、ごくごく短時間のために切ってもらうのが手間なのと、他の作業で電気を使うため、その作業の進み具合によって電気を切るタイミングを調整しないといけなかったため、活線作業(電気が通ったままする作業)を選択しました。
感電も怖いですが、万が一ショートでもさせたらブレーカーなどはないので、地域全体が停電・・・なんてことにもなりかねません。
感電防止の手袋をして、設置側ではない線から順番に外し、すぐにビニールテープを巻きました。次に古いブレーカーを取り外し、新しいものに交換します。新しいブレーカーの電線を通す穴にそっと線を通したあとは、線を1本ずつつなぎます。ドキドキの作業も無事終わりましたが、汗でびしょびしょです(;’∀’) この汗も危険なんですよ~!
第二種電気工事士の資格は独学でも取れる?

私は電気工事士の資格は独学で取りました。もともと電気系は得意だったこともあり1か月ほどの学習で筆記試験はクリアすることができました。その後実技試験もあるのですが、これは実技試験用の教材を使って家で何度も練習しました。
実技試験当日、与えられた課題はすぐに終わりましたが、点検をしているときに、ネジに巻き付ける同線の向きが逆だったことに気が付きました。一発アウトな失敗もあるので結果が出るまでドキドキしましたね。もし不安だという方は、通信講座などもあるので上手に利用したらいいと思います。
アドバイスをするとすれば、試験で使う工具は便利なものを使いましょう!
電工ナイフは試験で時間がかかるので、ワイヤーストリッパーとかの方がおすすめです。ただ現場ではどちらも使ったことないです。電工ナイフはカッターナイフで十分だし、ワイヤーストリッパーは重いのでいつもペンチを使っています。カッターナイフは内側の線などを傷つけないようにコツが要りますが、すぐ慣れますよ( *´艸`)
最近では、安い金額でオンライン学習もできるようになっているようです。2か月程度の学習で取れる資格なら、2000円程度で学習もできますね。テキスト買うよりも安いかもしれません。
社会人で時間がないなら、お金で時間を買うのも大切な選択肢ですね!


電気工事士以外で役に立ったDIYおすすめ資格:パパ的ベスト5

いろんなことを知っていると、
何かのときに役に立つわねー。

そうだね。しかも自分ですればかなり安くできるからね。
電気工事でコンセントだけ変える場合でもお願いすると高いからね。
1,消防設備士
私の場合はアパートの管理などもするので、消防設備士の資格があれば消火器の点検などをして、消防署に定期点検報告書を出すことができます。
2,玉掛け・移動式クレーン運転士
コンテナを貸したりもしているため、貸しコンテナを設置するときに、自分でクレーンを使ってトラックに載せて運んでいます。クレーンで荷物を吊り下げるためには玉掛の資格も必要なので、この2つはセットだと考えていいでしょう。
3,中型自動車運転免許
クレーンがついたトラックでコンテナを運ぶときなどに、限定のない中型免許は必要です。8トンロングという大きなトラックでいつも運んでいるため、普通免許や限定のついた中型免許では運べません。中型自動車まではレンタカーがありますが、大型車のレンタルはほぼないので、仕事で使う以外は大型自動車免許はいらないかなとも思っています。
4,とび技能士3級
これは、簡単に言うと足場を作るときなどに役に立つ知識が学べる資格です。大がかりな足場を組むことはないですが、吹き抜けの階段の壁紙貼りのときに、足場を組むことがあります。ある程度の知識を持って足場を組む方が安全です。
5,有機溶剤作業主任者 毒物劇物取り扱い者
DIYをするときに有機溶剤を使うことがあります。この資格はなくても作業できるのですが、知識として知っておくと安心です。毒物劇物取り扱いの試験は、以前、納屋に残ったままになっていた薬品の中に殺虫剤があったのですが、劇物に指定されている危険なものでした。本来管理をきちんとしなければいけないものなのですが、相続物件だったこともあり売主は知らなかったようです。薬品を触る前に危ないと感じて調べたため何事もありませんでしたが、こういう危険性も知識があれば防ぐことができますね。

リタイアしたら、建築士の資格も取りたいなって思っているよ!

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