睡眠不足の重大なリスクと倒れるまでの日数について知ろう

人ってどれくらい寝なくても大丈夫なんだろう?
パパは昔は1日ぐらい徹夜できたけど、今はもう無理だね!

パパも年を取ったのね!
ギネス記録には、1964年にアメリカ人の高校生が作った
264時間12分の断眠記録が残っているらしいわ。
睡眠不足には、様々なリスクが隠れています。例えば次のようなものが挙げられます。

健康問題
睡眠不足は免疫システムを弱め、心血管疾患、高血圧、糖尿病、肥満、脳卒中、心臓病などの健康問題のリスクを増加させます。また、睡眠不足は免疫力の低下や炎症の増加と関連しており、慢性的な炎症性疾患の発症リスクを高める可能性があります。
認知機能の低下
十分な睡眠を取らないと、注意力、集中力、学習能力、記憶力などの認知機能が低下します。睡眠不足は判断力や意思決定能力にも悪影響を及ぼし、作業効率や学業成績の低下につながる可能性があります。
事故リスク
睡眠不足は運転中や危険な機械操作中に注意力が散漫になり、事故のリスクを高めます。運転時の眠気による事故は特に深刻であり、交通安全上の重大な問題です。
精神的な問題
睡眠不足はうつ病や不安障害のリスクを増加させることがあります。十分な睡眠を取らないと、心の健康に悪影響を及ぼし、ストレス耐性が低下し、心理的な負担が増える可能性があります。
生産性の低下
睡眠不足は集中力や創造性の低下、ミスやミステイクの増加、作業効率の低下などを引き起こすため、仕事や学業における生産性の低下につながる可能性があります。

睡眠不足でいいことなんて何もないね。
でも、寝る時間が減れば、活動時間が増えるのはいいなぁ。

活動時間が増えてもミスが増えたら意味がないね。
睡眠不足の影響はすぐに現れる場合もありますが、睡眠不足によって倒れるまでの日数は、個人の体質や状況によって異なります。
睡眠不足が続くと、最初に感じるのは身体的な疲労や眠気です。これによって日常生活のパフォーマンスや注意力が低下し、集中力や判断力が鈍ってしまいます。さらに、免疫力の低下やストレスの増加も起こり、健康上の問題が現れる可能性があります。
重度の睡眠不足が続く場合、最終的には倒れる状態に至ることがあります。しかし、これは個人の体力や耐久性に依存します。一般的には、数日間や数週間にわたる極度の睡眠不足が続く場合に、体力の限界を超えて倒れる可能性があります。倒れる前には嘔気、冷汗などが起こることがあります。2日で倒れた人もいれば、睡眠不足でも倒れたことがない人もいます。

自分に合った睡眠時間を診断しよう!
普通に生活をするために必要な睡眠時間は人によって異なります。9時間以上必要な人をロングスリーパー、6時間以下の人をショートスリーパーと言います。
ショートスリーパーの有名人
発明家のトーマス・エジソン | 4時間 |
レオナルド・ダ・ヴィンチ | 1時間30分 |
明石家さんま | 3時間 |
橋本環奈 | 3時間 |
歌手のGACKT | 3時間 |
ロングスリーパーの有名人
アインシュタイン | 10時間 |
漫画家の水木しげる | 10時間 |
相撲力士の白鵬 | 16時間 |
テニス選手の錦織圭 | 10時間 |
F1ドライバーのミハエル・シューマッハ | 12時間 |
では、一般的な人はどれくらい睡眠時間を取るのでしょうか。睡眠偏差値というサイトでは、1日の平均睡眠時間は6時間43分(2023年)だそうです。睡眠時間が短くなる原因としては、男女とも「仕事の内容」と「職場の人間関係」が原因だそうです。一般的に、年齢が上がるほど睡眠時間は短くなる傾向があり、今の自分に必要な睡眠時間を把握しておくことは大切です。
参考:睡眠偏差値

リタイアしたら、1日の睡眠時間はしっかりと確保できるかなぁ。
そのためにもあと数年、頑張るぞ!
自分に合った睡眠時間を見つけるには、毎日決まった時間に寝て起きるを2週間ぐらい続けて、昼間に眠気が起きず、活動的に過ごすことができたら、それがあなたにとっての理想の睡眠時間となります。時間を30分増やしたり減らしたりしながら調整してみてもいいかもしれません。

でも、このやり方は時間がかかるね。
パパは、朝起きた時間と、前日に寝た時間を記録して、
朝起きた時の気分を〇、△、×で記録していたよ。
〇がついているときの睡眠時間を見ていくとヒントが出てくるね。
睡眠不足を乗り切るための方法
睡眠不足になりたくてなっている人はいないと思います。大抵はなにか原因があるんですよね。では、どのようにして睡眠不足を乗り切ればいいでしょうか。

私は、子どもがまだ小さい頃は
夜泣きで何度も起きて眠たかったわ~!
睡眠時間を確保
これが出来れば問題ないでしょう。生活のリズムを整えて睡眠時間を確保します。平日が難しければ土日にしっかりと寝て睡眠を確保しましょう。寝貯めは基本できないと考えた方がいいですが、土日にしっかりと休むことでリフレッシュすることができるでしょう。
寝具にこだわる

睡眠時間を確保することが難しい場合は、睡眠の質を上げるという方法もあります。布団に入る時間が毎日バラバラであれば、それだけで睡眠の質が下がってしまいます。可能であれば、毎日布団に入るまでのルーティーンを作りましょう。寝る前1~2時間は携帯電話などの画面を見ないようにしましょうね。カフェインが入った飲み物を飲まないようにしたり、布団やまくら、パジャマなどにこだわるのもいいでしょう。


病院の受診
睡眠が十分にとれない場合は、例えば睡眠時無呼吸症候群のような病気が原因の場合もありますし、咳が出るせいで眠れないという場合もあります。早めに診察を受けて、対処することも大切です。
食べ物を意識する:アスパラガスを食べよう!
アスパラガスに含まれる「アスパラプロリン」を摂取することで、睡眠の質が改善したというデータがあるそうです。また、すっきりとした目覚めに必要なセロトニンを作る、トリプトファンという物質を摂取するために、豆腐や納豆などの大豆食品、マグロや牛肉、牛乳、卵などの食品を取るようにするといいそうです。バナナもおすすめです!
参考:睡眠リズムラボ



最近は、光をコントロールして睡眠のリズムを整えたり、
睡眠について学べる講座もあるみたいね!


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