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何を求めるか:小学校受験を辞めた理由

子育て
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資格パパ
資格パパ

長男が年長のとき、公立小学校に行かせるか、私立小学校に行かせるか、

はたまた、国立小学校に行かせるか、すごく迷ったよね!

丸いママ
丸いママ

そうね!パパ塾の見学とかもしてたわね!

結果として小学校受験はしないことに決めました。それぞれの学校のメリットデメリットを踏まえながら、小学校受験を辞めた理由について紹介していきます。

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小学校受験を考える年少:春

長男が年少に入ったころから、小学校受験を考えていました。長男は元気のよいタイプで木登りが大好きです。友達とも外で走り回って遊んでいます。怪我をするのではないかと冷や冷やしますが、意外と怪我ってしないもんなんですね。ただ、活発なだけではなく、机について落ち着いて絵を描いたり、迷路、色塗り、文字練習などをしたりすることもできます。

よくある親バカなんでしょう。この子はできると思ってしまうんですよね。年中の段階でひらがなとカタカナは読み書きをほぼクリア、簡単な足し算、引き算もできました。せっかく持っている才能を伸ばしてあげるのが親の役目!よし、国立or私立小学校を受験しよう!となったわけです。

丸いママ
丸いママ

実はパパ、昔、お医者さんを目指していたこともあって、

偏差値至上主義の世界で生きてきたみたいよ。

資格パパ
資格パパ

パパは公立高校だったんだけど、私立の中高一貫校の友達は、

高校1年の段階で高校までの内容がすべて終わっていたんだよ。

高校3年生の最初の模試で、すでに差がすごくて唖然としてしまったのを覚えているよ。

小学校受験を悩む年中:春

どこの塾がいいのか、どこの小学校を受験するかなどいろいろと調べながら、気づけば長男も年中になっていました。どれだけ遅くても年中の夏までには塾に入って学習をするのが一般的だというような話も聞き、年中に入った頃には、ほぼ塾も決めていました。ちょうどこの頃から英語教室にも通うようになりました。

ちなみに、塾はここにしようと思っていました。

友人から聞いた評判もよく、自宅から近かったのもあります。

今は、この教材を買って、遊びながら学習していますが、

なかなかおすすめです。

季節についての学習は、実際に1年を通して学習した方が

いいと思うので、早めに始めるといいと思います。

資格パパ
資格パパ

パパは英語で苦労したから、英語で苦労して欲しくないという思いもあるけど、

一番は、英語教室が楽しそうだったから、年中から英語教室に通わせているよ!

丸いママ
丸いママ

えっ?!でも、外国人さんに英語で話しかけられた時、

パパ普通に英語話してたよ?!

小学校受験を悩む年中:夏

ちょうどそのころ、小学校の先生をしている友達と飲みに行く機会があり、いろいろ話を聞いてみました。どうやら今の小学校は授業時間が多いらしく、週4日は6時間授業で残りの1日も5時間授業らしいです。私立の小学校は平日7時間の日もあり、これに加えて土曜日もあるらしいと聞きました。

そんなに詰め込んで勉強して楽しいんだろうか。そう思って、もう一度、小学校受験について考えることにしました。

丸いママ
丸いママ

パパは勉強が好きよね!

資格の勉強したり、大学も3回行ったんでしょ?!

資格パパ
資格パパ

そうだよ。次は海外の大学に行くか、工学部で建築士の勉強もしてみたいな。

新しいことを知ることや、知識と知識がつながった瞬間が楽しいよ。

子どもにも勉強の楽しさを知って欲しいな。

校種別のメリット・デメリット:我が家の場合

メリットデメリット
国立学費が安い
全体の学力が高い
学級崩壊が起きにくい
家庭環境のいい友達ができる
地元の友達ができない
自宅から遠い
公立学費が安い
地元の友達ができる
自宅から近い
幅広い環境の友達ができる
全体の学力は普通
学級崩壊が起きやすい
私立全体の学力は高い
自宅から近い
学級崩壊が起きにくい
家庭環境のいい友達ができる
学費が高い
地元の友達ができない

大切にしているもの

「朱に染まれば赤くなる」とか、「あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる」ともいうように、周りの友人から受ける影響は大きいと考えています。実際に、子どもがどのように成長するかは親の関わり方よりも友人関係の方が影響が大きいという研究結果もでています。だから、友達との関わりや、友達と一緒に遊ぶ経験を大切にして欲しいと思っています。

資格パパ
資格パパ

高い学力を身に着けることもいいことだとは思うけど、

高校まで全部公立のパパでも、国立大学を卒業して、その後、私立2トップの内の片方も卒業しているから、小中高が公立か私立かはあまり関係ないかな。

丸いママ
丸いママ

医学部には偏差値が足りなかったけどね~!

資格パパ
資格パパ

本気でやるとなれば、学歴は関係ないし、頭がいいからいい人ってわけでもない。

ただ、なにか学びたいことができた時に、基礎知識がある方が有利だとは思うね。

小学校受験を辞める年中:秋

いろいろと考えた結果、小学校受験をしないことにしました。その理由は大きく次の3つです。

1,学費が高い

公立の小学校では給食費や教材費などがかかりますが、それでも年間10万円程度。私立であれば、年間120万円程度かかります。その差110万円、6年間で660万円です。このお金を使えば習い事も好きなだけさせてあげられるし、留学がしたいといえば留学もさせてあげられます。やりたいと本人が言ったことをさせてあげたいと思いました。それに3人も兄弟がいると、全部で約2000万円はかなりの負担です。

資格パパ
資格パパ

パパは医学を学びたかったけど、学べなかった。

学びたいことを学べないってツライよ。

高校生ぐらいまでは興味のあることをできるだけさせてあげたい。

もちろん、なんでもできるわけではないことも教えていくつもりだよ。

2,兄弟がいる

もし一人っ子であれば、私立でも国立でも構わないのですが、兄弟がいると、お兄ちゃんは合格して僕は落ちたというようなことがあると、その時点で差が生まれてしまいます。できるだけ平等にという思いがあるため受験をしない方がいいかなと感じました。また、学校がバラバラになった場合行事の兼ね合いなども大変になるかもと考えました。

3,放課後や休日に公園で友達と遊べるか

一番重視したのはこれです。学費だけであれば国立小学校でもいいですし、兄弟の学校が違っても受験をしたという意味での平等が確保されていれば問題ないのではとも考えられます。

休みの日に公園で地元の公立小学校の友達同士が遊んでいる様子を見ていて、こんな風に学校外で自分たちで考えて遊ぶ経験をして欲しいなと思いました。国立や私立の場合、住んでいる場所がバラバラなので、放課後に子どもたちだけで遊ぶということは高学年でもない限り難しいと思います。また、塾などで勉強中心の子も多いでしょう。

親の目がないところで遊ぶので、犯罪に巻き込まれる可能性やこっそりと悪さをする可能性もあるでしょう。しかしそれらを防ぐのは親の教育やしつけだと思います。いろいろな友達がいることから悪い話を持ち掛けられることもあるでしょう。それらを乗り越えていくのはその子の勇気だと思います。小学校のうちは、このようないろいろな経験を通して心と体をしっかりと成長させてほしいと思います。

小学校受験は辞めたけど

そんなこんなで、小学校受験は辞めましたが、ブロックの数を数えたり、線をなぞったり、お話を聞いて覚えたりとゲーム感覚でパパと勉強しています。プリントを1枚するとシールがもらえて、シールが120個貯まると鉛筆や消しゴム、図鑑などがもらえるのです。餌で釣るのは賛否両論ありますが、視覚的にシールが貯まっていくのが楽しいようで、シールが貯まるとご褒美があるのもワクワクしているようです。朝起きたら「勉強しよ~!」寝る前にも「勉強したい~!」という息子に、眠い目をこすりながら机に移動するパパの姿。でも、興味があるときに興味があることをさせたいので、頑張ってます。

勉強の時間は、褒めまくるパパ!勉強の時間は、ある意味パパと息子のコミュニケーションの時間になっています。息子にとってもパパにとっても楽しい時間であって欲しいと思います。

丸いママ
丸いママ

今日は、語彙力を増やすために、カルタやしりとりをしていますよ!

最初はどの教材がいいのか分からないので、手当たり次第に無料見本を頼んでいました。

無料の見本だけでもかなり楽しく学習できますよ。実際に実物を使って学習をするのが楽しいですし、身にも付きます。

楽しくなくっちゃ続かないですからね。

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