まなびの芽
「わからない」に寄り添う。小さな「できた」を育てる。
読む、書く、計算する。宿題を始める。
学習のつまずきに、お子さんに合う手助けを。
保護者と先生に向けて、困っている子へのサポート方法と、無料で使えるお試し教材を届けます。
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家庭や学校で試せる工夫を、記事で詳しく紹介します。
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はじめての方へ
「何度教えても覚えられない」「宿題の時間になると親子で疲れてしまう」。そんなときは、取り組む量や伝え方、使う道具を見直すところから始めてみませんか。
このサイトでいう「困り感」は、学習の中で本人が感じる難しさや負担のこと。診断の有無にかかわらず、いま困っている場面を出発点に考えます。
困りごとから探す
いま、どんな場面で困っていますか?
診断名や学年だけで決めず、いまの取り組みやすさから選びましょう。カードの「工夫を見る」を開くと、すぐに試せるヒントが読めます。
読む・音読
行を見失う/読み間違える/音読に時間がかかる
家庭で試せる工夫を見る
一度に見える文字を少なくし、指や紙で読む行を示します。短い一文を大人が読んだ後、一緒に読んでみましょう。声に出すことが負担なら、大人が読み、内容を口で答える方法も試せます。
学校に伝える例:「読む場所を示すと、一文ずつ取り組めました。授業でも使える方法を相談したいです。」
書く・漢字
書き写しが大変/マスに収まらない/書くと疲れる
家庭で試せる工夫を見る
見本を手元に置き、書く量やマスの大きさを調整します。「全部を写す」前に、一文字だけ試して負担を確かめましょう。答えを口で伝える、選択肢から選ぶなど、理解を確かめる方法も学校に相談できます。
学校に伝える例:「答えは言えますが、書くと時間がかかります。書く量や答え方を相談したいです。」
数・計算
数と量が結びつかない/位や計算手順が混ざる
家庭で試せる工夫を見る
同じ大きさの物を一つずつ指して数え、数字と量を一緒に確かめます。足し算は物を合わせる、引き算は取り除くなど、実物を動かしてから式と結びつけましょう。手順は一つずつ示します。
学校に伝える例:「実物を動かすと説明できました。どの段階から練習するとよいか相談したいです。」
宿題・集中
始められない/気がそれる/終わりが見えない
家庭で試せる工夫を見る
机の上は使う物だけにして、「最初に一問」「終わったら休憩」と見通しを伝えます。取り組む順番を本人と決め、終わった分が見えるようにしましょう。長く続けることより、無理なく終えられる区切りを探します。
学校に伝える例:「一問ずつ区切ると始められました。宿題の量と目標を相談したいです。」
気持ち・やりとり
気持ちを言いにくい/順番や頼み方で困る
家庭で試せる工夫を見る
落ち着いたときに、「手伝って」「少し待って」など、使える短い言葉を一緒に考えます。大人がお手本を見せ、身近な場面で役割を交代して練習しましょう。気持ちを決めつけず、本人の言葉や表情を確かめます。
学校に伝える例:「困ったときに『手伝って』と言う練習をしています。学校で使いやすい言い方も教えてください。」
学校との相談
家庭の様子を伝えたい/支援の方法を一緒に考えたい
相談の準備を見る
「どの場面で」「何が負担か」「うまくいった工夫」を短くメモします。困りごとだけでなく、好きなことや本人の希望も共有しましょう。担任の先生に相談し、必要に応じて校内の特別支援教育コーディネーターにつないでもらいます。
相談の例:「家ではこの方法で取り組めました。本人の希望も踏まえて、学校でできる工夫を一緒に考えたいです。」
どの工夫も、合わなければ変えて大丈夫です。本人の負担が強いときは、量や方法を先生と相談しましょう。
家庭での支援は、小さく試す
- 困る場面を一つ見つける。「勉強全体」ではなく、「漢字を写すとき」など具体的に。
- 工夫を一つ試す。量を減らす、見本を近くに置く、道具を変えるなど。
- 本人の様子を確かめる。正解の数に加え、疲れ方や取り組みやすさも見ます。
- 学校と共有する。うまくいったこと、負担だったことを伝え、一緒に調整します。
合わなければ方法を変えて大丈夫です。つらさが強いときは、無理に続けず先生に相談しましょう。
無料お試し教材
まずは1枚。困りごとに合わせて選べる無料教材。
無料・PDF・A4/1枚
宿題のやること・できたシート

宿題を始めにくい、終わりが見えず疲れてしまうお子さんへ。今日やることを最大3つに分け、終わったらチェック。取り組む順番と終わりを一緒に確かめられるシートです。
使い方
- 今日やることを一緒に決める。「計算1問」など、小さな区切りで書きます。最初は1つだけでも大丈夫です。
- 取り組む順番を確かめる。本人が選べる場面をつくり、終わった後の休憩も相談します。
- 終わったら「できた」にチェック。「ここまでできたね」と、取り組めたことを具体的に伝えましょう。
印刷はA4・縦向きでお使いください。スマートフォンなどでPDFが開いた場合は、端末の保存・印刷機能をご利用ください。
すべての欄を埋める必要はありません。本人の負担に合わせて、項目数や取り組む量を調整してください。
読む・音読|無料・PDF・A4/1枚
音読おたすけ・行読みガイド

読む行を見失いやすいお子さんへ。読む場所を窓で示せる、横書き用・縦書き用のガイドです。
使い方
- 厚めの紙に100%で印刷し、大人が点線と窓を切り取ります。
- 窓を読む行に合わせます。縦書きは90度回して使います。
- 一行読んだら次の行へ。文字やふりがなの大きさに合わせて窓を調整します。
一文だけでも大丈夫です。本人が読みやすいと感じる方法を選びましょう。
気持ち・やりとり|無料・PDF・A4/1枚
こまったときのおたすけカード

助けや休憩を言葉で伝えにくいお子さんへ。「てつだって」「もういちど」「やすみたい」「まってね」のイラスト付き4枚。声に出す、指さす、カードを渡す方法から選べます。
使い方
- 落ち着いているときに、カードの意味を一緒に確かめます。必要な1枚から始められます。
- 大人がお手本を見せ、短い場面で練習します。
- 手の届く場所に置き、伝えてくれたら受け止めて、できる手助けを相談します。
A4・縦、100%で印刷。そのまま指さし表としても使えます。切り取りは大人が行い、発声を無理に求めず本人の伝えやすさを大切にしてください。
家庭と学校をつなぐ
先生に伝える、4つのメモ
連絡帳や面談の準備に、次の4項目を使ってみてください。すべてを埋める必要はありません。
① 困る場面
例:漢字の書き写しになると、手が止まる。
② 本人の様子・希望
例:「書くと疲れる。口で答えたい」と話している。
③ 試した工夫
例:見本を近くに置き、一文字ずつ取り組んだ。
④ 相談したいこと
例:書く量や答え方を、授業の目標に合わせて調整できるか。
伝え方の例
「家では、漢字を書き写すときに負担を感じているようです。見本を近くに置くと取り組みやすくなりました。本人の希望も踏まえ、学習の目標に合った量や答え方を相談できればありがたいです。」
教材・学習サービスの選び方
お子さんに合う学び方を、比べて選ぶ
最初に家庭での工夫を試し、必要なサポートが見えてから教材やサービスを検討しましょう。次の表は、選ぶときの確認ポイントです。
| 学び方 | 検討する場面 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 紙のプリント・市販教材 | 見える情報や書く量を調整したい | 文字の大きさ、問題数、見本、答え方 |
| タブレット・オンライン教材 | 音声や動画を使いたい/学年を戻って学びたい | 読み上げ、学習範囲、操作のしやすさ、必要な端末 |
| 個別指導・オンライン家庭教師 | 説明や課題をその場で調整してもらいたい | 学習上の困りごとへの対応、担当者、時間、保護者との共有 |
購入・申込み前のチェックリスト
- 本人が見本や体験に取り組み、負担を確かめたか
- 学年を戻る・量を減らすなどの調整ができるか
- 月額だけでなく、入会金・教材費・端末代を確認したか
- 体験後に自動課金されるか、最低利用期間や解約方法を確認したか
- 家庭と学校で続けられる方法か、本人の希望を聞いたか
商品・サービスを紹介する記事では、広告・PRの有無、確認日、実際の使用か公開資料に基づく紹介かを明示します。費用や利用条件は申込み前に公式情報で確認してください。
よくある質問
診断がなくても、支援の工夫を試せますか?
このページは、診断の有無にかかわらず、本人が困っている場面から学習方法を考えるための情報です。学校での支援や制度の利用については、先生や担当窓口に相談してください。
学年より前の内容に戻ってもよいですか?
どこまで取り組めるかを確かめ、わかるところから進める方法があります。年齢に合う見た目や題材も大切にし、授業で目指すことや課題の量を学校と共有しましょう。
有料の教材を買う必要がありますか?
まずは見本の位置、問題数、答え方など、今ある教材の使い方を調整してみましょう。有料教材を検討するときも、本人が体験して取り組みやすさを確かめることを大切にします。
教材選びの確認ポイントへ →運営者について
子どもに寄り添ってきた経験を、家庭と学校の支えに。
私は、特別支援学級で10年以上、教員として子どもたちの指導に携わってきました。特別支援コーディネーターも複数年務め、子ども一人ひとりに合った支援を、保護者や先生と一緒に考えてきました。
10年以上の指導経験
特別支援学級で、子どもの学びと成長を支えてきました。
支援をつなぐ経験
特別支援コーディネーターとして、複数年にわたり支援に携わりました。
資格と現在の活動
児童心理カウンセラーなどの資格を取得。教員を退職した後も、子どもたちと関わる仕事を続けています。
こうした現場での経験と学びを土台に、困っている場面を具体的に捉え、お子さんの状況に合う支援を考えるためのアドバイスを届けます。家庭や学校で試しやすい工夫を、わかりやすく紹介していきます。
まなびの芽が大切にすること
子どものペースを尊重すること。保護者だけで抱え込まないこと。学校と家庭が、同じ方向を向いて支えること。
一つの方法で、すべての子に同じ変化が起こるわけではありません。本人の様子や希望を確かめながら、合う方法を一緒に探していきましょう。


